大阪府にある池田市は、子育て支援日本一のまちを目指しており、熱心に子育て支援制度に取り組んでいます。
そのため、子育てがしやすい環境に引っ越したいと考えているファミリーにおすすめです。
どのような子育て支援制度があるのか、代表的な2つの内容を紹介します。
池田市の子育て支援制度1：エンゼル車提供制度とは
池田市の子育て支援制度の1つが「エンゼル車提供制度」です。
＜3人目誕生でダイハツの車を無償貸与＞
池田市では、3人目の赤ちゃんが誕生した方に向けて、ダイハツの「ブーン」または「トール」の新車を3年間無償貸与するという子育て支援を行っています。
カーナビやドライブレコーダー、ETC、衝突回避支援システムなども装備されていて便利です。
3年間という利用期間の制限はありますが、子供がいる家庭では車は必須だといえるため、無償で借りられるとうれしいという方は多いのではないでしょうか。
＜対象者や期間などの条件＞
エンゼル車提供制度の対象者は、池田市に6ヶ月以上居住してから平成29年4月1日以降に第3子以上を出産した方に限ります。
なお、過去にこの制度を利用したことがある方は対象外です。
車は無償貸与してもらえますが、任意保険料や車庫証明にかかる費用、ガソリン代などの維持費用は負担する必要があります。
しかし、自動車税などの税金や自賠責保険料の支払いは必要ありません。
池田市の子育て支援制度2：ふくまる子ども券とは
池田市在住の子育てママに喜ばれているもう1つの子育て支援制度が、「ふくまる子ども券」がもらえることです。
＜子どもの一時預かりに使えるクーポン券＞
保育所に通っていない子供がいる家庭は、500円券の20枚つづり（10,000円分）の「ふくまる子ども券」がもらえます。
ふくまる子ども券とは、公立や民間保育所などでの一時預かりに使えるクーポン券のことです。
少しだけでも育児を離れて自由に過ごしたいとき、または通院などで子供の面倒を見ることが難しい場合に、ふくまる子ども券を使って一時預かりを依頼できます。
＜対象者、申し込みについて＞
ふくまる子ども券は、満1歳の誕生月から12ヶ月間の配布と利用に限られています。
対象者は池田市に在住していて保育所に通っていない子どもです。
ただし、ふくまる子ども券を受け取るには申し込みが必要となることに注意しましょう。
申し込みは、市役所の4階にある子育て支援課で行い、申請書を記入して提出します。
なお、預ける施設により、対象年齢や利用時間、利用料金が異なるため、詳細は施設に問い合わせましょう。
また、ふくまる子ども券について不明なことがある場合は、市役所の子育て支援課に問い合わせてください。
まとめ
池田市の子育て支援制度である「エンゼル車提供制度」で、3年間無償で車を借りられるのはメリットだといえるでしょう。
また、ガソリン代などの維持費はかかりますが、税金や自賠責保険料の負担がないのもうれしいポイントです。
もう1つの子育て支援制度「ふくまる子ども券」は、施設に子供の一時預かりを依頼する際に使えます。
この券を利用し、子育てから離れてリフレッシュする時間をつくってみてはいかがでしょうか。
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