大阪府豊中市では2020年からコンビニのファミリーマートと連携した、関西エリアでははじめての子育て支援の取り組みをおこなっています。
今回はファミリーマートと協定した豊中市の子育て支援について紹介します。
豊中市とファミリーマートが協定した子育て支援とは
大阪府豊中市は、2019年に公民連携の総合的な窓口機能を担う「創造改革課」を設置しました。
そして公民連携の試みとして、コンビニ事業者の株式会社ファミリーマートと連携した取り組みを2020年1月に締結しました。
ファミリーマートが子どもに特化した連携事業を自治体と締結するのも関西エリアでは初となります。
今回の協定の主な内容は以下の4つです。
1つ目は子どもの見守り・安全の確保、2つ目は「とよなか子育て応援団」への協力、3つ目は子どもの居場所、子育て世代の交流スペース確保、そして4つ目は待機児童対策などです。
この取り組みでは、ファミリーマートと豊中市、公民双方のリソースを連携して活用することで、子育てしやすいまちづくりを進めることを目的としています。
豊中市とファミリーマートが連携する子育て支援 具体的な取り組みは
豊中市とファミリーマートが共同して取り組む子育て支援、具体的にどのような取り組みをおこなっているのでしょうか。
先ほど紹介した協定内容に沿って、ひとつずつ具体的な取り組みを紹介します。
まずは、子どもの見守り・安全の確保についてです。
ファミリーマートでは豊中市内のすべての店舗、全46店舗でトラブルや犯罪に巻き込まれた子どもが駆けこめる「こども110番の家」に登録します。
これまでは一般の民家などが多かった「こども110番の家」ですが、コンビニが登録することで子どもたちにとっても助けを求めやすい環境になることが期待されます。
次に、「とよなか子育て応援団」への協力では、コンビニでのミルクのお湯提供をおこないます。
子どもの居場所、子育て世代の交流スペース確保としては、ファミマこども食堂を始めます。
ファミマこども食堂では、ファミリーマートのイートインスペースなどを活用し、地域の子どもたちと楽しく食事をする場を提供しています。
近隣に住んでいる親子であれば参加可能で、小学生以上は1人でも参加することができます。
店舗によって内容はさまざまですが、食事だけでなくコンビニのバックヤード探検やレジ打ちなどの体験、こども店長体験などのイベントなども実施しています。
最後に待機児童対策に関して、物件情報の提供をして地域の保育所の整備をすすめます。
まとめ
地域の子どもたちにとっても身近な存在であるコンビニと自治体が協力し合うことで、社会全体で子どもを育てていくという環境が整っていきます。
豊中市はファミリーマートと提携することで、より子育てしやすい街になることが期待されます。
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