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通常、不動産会社に物件の売却を依頼する場合、買取もしくは仲介のどちらかを選択することになります。
買取とは、不動産会社に物件を買い取ってもらう売却方法です。
仲介とは、不動産会社に物件の買主を探してもらい、購入希望者に買い取ってもらう売却方法です。
今回は不動産会社の買取と仲介のメリット・デメリットについてまとめました。
買取のメリット・デメリット
買取は不動産会社が物件を直接買い取るので、買主を探す必要がない点が最大のメリットです。
したがって、購入検討者の内覧もありませんし不動産会社とのやり取りだけで物件を売却できます。
そして、瑕疵担保責任を不動産会社に移すことができます。
例えば、不動産会社に不動産を売却後に瑕疵が見つかった場合、つまり欠陥が見つかったとしても、買取の場合はその欠陥の修復義務は売主ではなく不動産会社にあるので、買取後は安心して過ごすことができます。
次に、不動産の買取には即時買取と買取保証の2種類があるので、違いを確認しておきましょう。
1.即時買取
即時買取とは、その名の通り、不動産会社が即時に買い取る方法です。
売主にとっては売却時期を早くすることができるメリットがある一方、売却価格が安くなるデメリットがあります。
即時買取であれば、通常1ヶ月以内に売却額を現金として受け取ることができます。
2.買取保証
即時買取とは違い、買取保証では一定の期間内は物件の販売活動を行い、売却できない場合に不動産会社が物件を買取する方法です。
売主にとっては一定期間の売却期間があるので、即時買取よりも物件の売却価格を高くできるメリットがありますが、売却するまでに時間がかかる可能性がある点はデメリットと言えます。
また、期間内に物件を売却できた場合には、不動産会社へ仲介手数料を払う必要があるので知っておきましょう。
不動産会社の仲介によるメリット・デメリット
買取について説明してきましたが、実際にはほとんどの売主が仲介を選択しています。
売主にとっては仲介の方が売却価格を高くするメリットがあるからです。
特に築浅物件や立地の良い物件であれば、そのままで十分に価値が高い場合がありますので、一般的にこうした物件を売却する場合には多少時間がかかっても高く売れる仲介を選択する方が望ましいとされています。
また、買取保証と同様、物件を売却できた場合には、不動産会社へ仲介手数料を払う必要がありますので確認してくださいね。
まとめ
不動産会社の買取と仲介には、どちらにもメリット・デメリットがあるので、ご自分に合う売却方法を選択してください。
北摂エリア(池田市・豊中市・川西市)で不動産売却をご検討の際は、私たち株式会社北摂ライフスタイルへお任せください。
売却査定も行っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。