一戸建ての購入を検討されている子育て世帯の方にとって、お部屋の間取りは重要ですよね。
子育てに適した間取りを選ぶ際、「子どものおもちゃや洋服で溢れているから収納は多い方がいい」、「お部屋は広ければ広い方がいい」などと、単に収納の多さやお部屋の広さだけで決めてしまっては後々不満が生じることがあります。
お部屋の間取り図を見てみるとお部屋名が書いてありますが、それはそのスペースの名称であり、実際に暮らす際に必要な情報が記されているわけではないのです。
したがって、間取り図はただのお部屋の情報であり、自分が暮らす際はそのスペースをどのように使うかを自分たちで決めなければなりません。
そこでポイントとなるのが「ゾーニング」と言われるものです。
今回は子育て世帯において間取り選びの際に考えるべきゾーニングについてご紹介します。
子育てに適した間取り選びの際に考えるべきゾーニングって何?
ゾーニングという言葉はなかなか聞き慣れないと思いますが、どのようなものなのでしょうか?
住宅におけるゾーニングとは、お部屋を用途や機能など目的に合わせてスペース分けすることをいいます。
ゾーニングの基本は、そのスペースで家族とどのように過ごしどのように関わり合いをもちたいのか、そのためにどのようにスペース分けするのかを考えて書き出してみることです。
希望を書き出していくと、その数は多くなってしまうと思います。
そのすべてを盛り込もうとすると、きちんとゾーニングできずに中途半端になってしまう恐れがあるので、書き出したすべての希望の中から優先順位を決めることがポイントとなります。
子育てに適した間取りを考える際のゾーニング書き出しのポイントとは?
書き出した希望の中で優先順位を決めるのはなかなか難しいと思います。
優先順位を決めるうえで重要なポイントは、例えば子育て世帯においては「子ども専用の場所」「おもちゃを収納する場所」などと、単にスペースの役割を書き出すのではなく「子どもが充分に遊び回れるスペース」など、「どのように過ごすスペース」なのかをきちんと考えることです。
役割だけを書き出すと、上記の「子ども専用の場所」では子どもが何をする場所なのかが明確になりません。
また、「おもちゃを収納する場所」では収納棚などを配置するだけで、ゾーニングの意味をなさないものとなってしまいます。
そこで、具体的に「何をしてどのように過ごすのか」をイメージして書き出すことが重要となるのです。
まとめ
子育て世帯においては子ども用のスペースの確保が必要となってきます。
その際は今回ご紹介したポイントを参考に、自分たちの生活をイメージしながらゾーニングしてみてくださいね。
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